苗字を変えることになりました

前に苗字を変えたくない話を書いたんですけど、その話のオチみたいなものですし、タイトルでもうオチています。


お寺さんに連絡してもらったんだけど、先に指名しといてもらえれば苗字が違うとか全然問題ないですよーってなったのでね。約束通りです。


取り敢えず新しい印章の手配をしないといけないなあ……めんどくさいよお。

ちなみにこれを機に銀行印は苗字のものから名前のものに変えようと思っています。また名義変更を行わないといけないってならないとも限らないので……何度も印鑑変えるの嫌だしね。


前回のを書いてから一ヶ月近くたって、万が一に備えて苗字を変えたあとの名前の響きに慣れるまでのイメトレを続けてきて、なんとか腹落ちしてきたところです。

職場とかあちこちに結婚しますって報告してて思ったんですけど、意外とまだ夫婦別姓にすることはできないって知らない人いますね。なんならうちの父も知らなかったな。

ちょっと苗字で揉めたんですよねって話をすると、えっまだ夫婦別姓って出来ないの!?それは困るね!って言われたりもしました。

困る人がいる、という意識はあるみたいだけど、所詮は他人事なんだよなあ… 既婚の人は婚姻するってこと自体がもう済んだことだからなのかもしれないけど。

あとは、ゼクシィで「奥さんが新しい姓をスムーズに名乗れるようになってるのに気づいた時に結婚した実感が湧いた!」とかいう男性インタビュー読んでキレたりとかもしてましたね。

ゼクシィは悪い雑誌じゃないんですよ。半分くらいは広告だけど、二割くらいはお金の話とか手続きの話、挙式するにしてもしないにしても親族顔合わせどうします?みたいな話はあるわけで、そういうとこの段取りや経験談なんかも載ってるし、意外と有用。

ただし、女性誌なんですよあれ。だから全部結婚および挙式を控えた女性に向けた記事なんですね。なんでああいう良くまとまった記事を、結婚を控えた2人に向けないんだろう?なんか、こうやってやんわりと「段取りは女がやるものですよ」「家庭のことは女が把握するべきですよ」に誘導させられてる気がする。実際ほぼ私がやったけど。

そんで、上のようなインタビューを無邪気に載せる方で、苗字どうした?みたいな記事も一切ない。

ひとしきりキレてから、こういう無関心さが圧力になってんだなあってなことを考えたりしました。まあ私はもう負けてるんだけどさ。